LAPIWA

ＡＭＥ降(ふ)りしきる

凍(い)てついたＤＡＩＣＨＩ

ＭＵＮＥ引(ひ)き裂(さ)かれては

このＭＩＳＡＫＩで

ＵＭＩの強(つよ)さ

ＳＯＲＡの広(ひろ)さ

少(すこ)し分(わ)けてもらっていた

ＫＵＭＯの合(あい)間(ま)の

一(ひと)筋(すじ)のＨＩＫＡＲＩ

ＴＥを伸(の)ばしては

すりぬけてゆく

ＳＯＲＡの声(こえ)を聞(き)き逃(のが)さないように

いつまでも見(み)つめていた

ＤＡＩＣＨＩの声(こえ)を聞(き)いて

うねる波(なみ)ＳＯＲＡが怒(いか)りに満(み)ちている

このＣＨＩに生(う)まれ

このＭＩＺＵを飲(の)んだ

忘(わす)れはしない

ＴＳＵＣＨＩの匂(にお)い

ＹＡＭＡはどこへ

ＭＯＲＩはどこへ

消(き)えていったんだろう

流(なが)れは時(とき)をかけて

やがて一(ひと)つのＭＩＣＨＩになる

どっしりＤＡＩＣＨＩに根(ね)を下(お)ろして

共(とも)に生(い)きてきた者(もの)たちを

思(おも)い出(だ)して

同(おな)じ鼓(こ)動(どう)のリズム

何(なに)もかもが奪(うば)われて

白(しろ)と黒(くろ)の　灰(はい)色(いろ)の世(せ)界(かい)

ほんの少(すこ)しのＭＩＤＯＲＩさえも

許(ゆる)されることなく

たちまち色(いろ)を失(うしな)っていった

ＭＩＤＯＲＩの色(いろ)を覚(おぼ)えているうちに

共(とも)に還(かえ)ろう　共(とも)に還(かえ)ろう

自(し)然(ぜん)は言(い)った　まだもう少(すこ)し待(ま)つよ